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教えて!教えて!肌と髪の疑問(6)

Q.2点ほど質問をさせていただきます。

  1つ目ですが、「アイロンカール」の件ですが、セミナーで頂きましたテキストを参考にウイッグとスタッフで試してみました。1剤のお流しの時は、シャンプーをしてもよいのでしょうか?流した後にソニルCAを付けて70%ドライなのですが、結構臭いが強いのですが、これは仕方がないのでしょうか?アイロンの入れ方は、髪が乾かない程度でよいのでしょうか?不安なのですが、それでカールが付くのでしょうか?スタッフをモデルに試した時は、乾かないとダメなのかと思いやってみたら、物の見事にビビリました。でも、このアイロンカール諦めきれず試行錯誤しています。

  2つ目ですが、ナノ分子スチームでパーマをかけた場合なのですが、1剤を色々使って1番の違いがチオ系を使った時に、まさに「プルンプルン」の仕上がりになったことです。他の薬剤では、感じられないのですが、これはどういう事なんでしょうか。染めていないお客様でやりますと、仕上がりは十六油を付けたかのような仕上がりになりました。

 

A.アイロンカールにチャレンジしているのですね。

  最初の課題です。1剤のお流しのときにシャンプーを使っても問題ありませんよ。ただし、膨潤した状態なので強いシャンプー剤は髪の成分も流れやすくなりますので、アミノ酸系のシャンプーをお使いください(できればトイシャンを!)。ダメージ毛の場合は1剤にはマネージャーの特トリを10%、裏技1プッシュを入れて軟化してください。

  2番目の課題、ソニルCAをつけて70%ドライのところですね。臭いが臭いのはシステアミンの特徴ですが、それ以上に思ったのがソニルCAの量が多いように思いました。ソニルCAはミディアムで2~3g程度で十分で、付けにくい場合はトイトリ1プッシュにソニルCAを2gぐらい混ぜて使います。付け方はお流し後によく水気を絞って、トリートメントを全体につくようにコーミングなどで馴染ませ、そのままタオルドライしましょう。ソニルCAの臭いが気になる場合はソニルCYSをお使いください。それから保護剤としてサラサラシード5倍希釈、キトキト10倍希釈をスプレーし、よく馴染ませてくださいね。毛先はダメージがひどいことが多いので裏技オイルを少し付けてください。このあとで70%ドライします。70%というのはまだ表面がしっとりし、束間がある状態です。毛先は乾きやすいので根元から乾かしてくださいね。

  3番目の課題はアイロンの入れ方ですね。髪が濡れている状態は100度になっていない証拠ですね。120度ぐらいにあがるのは乾いてすぐの状態です。アイロンの温度は5段階の4、130~140度ぐらいかな。びびったのはアイロンの温度が高かったので毛先の温度が150度を超えてしまったからです。ただし、巻くときに毛先から巻けばビビリやすいので毛先は避けてあとで上に巻きます。中間巻きのような方法です。巻いた直後はサザエさんのようにくりくりです。2剤をつけてお流しするとちょうど良い加減でウエーブがダレてできる感じです。ソニルCYSのほうがウエーブが緩くなりがちです。教えて!教えて!肌と髪の疑問(3)の返事のところも参考にしてください。2剤後はヘマヘマ、キトキト、トリートメントの順で仕上げます。

 

 ナノ分子スチームのプルンとした仕上がりはパーマ剤が髪の内部に浸透しやすくなったため、パーマによるウエーブが芯からしっかり出来上がったからだと思います。表面がドーナツのように軟化されても、髪内部までしっかり軟化されてもウエーブはつきますが、プルンとした状態はドーナツのように表面だけが軟化してウエーブ固定した状態では起こりにくいですね。水の路を広げてくれたのですよ。軟化も早いので髪のダメージも少なかったので良い仕上がりになったのだと思います。染めていないお客さんはダメージが少ないお客さんですから。