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教えて!教えて!肌と髪の疑問(41)

Q.この時期、静電気で悩んでいるお客様が多いのですが、髪が顔にまとわりつく人と髪が広がる人と2つのタイプがあるようです。

どうしてこのような違いが起きるのでしょうか?それぞれ対策があれば教えてください。

 

A.静電気はイヤですね。昨日もホテルの鍵を差し込もうとしたらビリっときました。

静電気は気温15℃以下、湿度55%以下になると多く発生します。湿度との関係で、乾燥状態が大きいほど、強く発生します。そのため、オフィスビル、デパート、ホテルや車内ではエアコンのため、乾燥状態となっているので、快適な温度でもよく静電気が起きてますね。さらに、女性はストッキングなどナイロンやポリエステル素材が原因で静電気を起こしやすくなっています。衣類の静電気は、すぐに身体に移って身体が徐々に帯電していきます。この状態が繰り返されると電圧が上がって約30,000V(火花が出る)にもなることさえあります。

静電気のおきた身体はバッテリーの役目をしますので、特にちり、ほこりの多い冬場では、身体にばい菌が吸い寄せられます。表に出ている顔部分などでは、いつもゴミを引っ付けているような状態ですね。それだけではなく、空中に漂っている病原菌も近寄ってきます。

そのため、傷口などがあると、せっかく薬を塗っていてもあまり効果的でない恐れも出てきます。特に、皮膚アレルギーやアトピー体質、痒みやかさつきでお悩みの方はこれが原因の場合もありますよ。

さて、静電気に悩むお客さんに①髪が顔にまとわりつく人と②髪が広がる人と2つのタイプがあるということですね。静電気は先に書きましたが乾燥した状態で起こります。そして電気は水などがあると流れやすくなります。手を洗った後は静電気はなくなりますよね。電気が水に流れたことで身体からなくなったわけです。

つまり、②の人は全身乾燥状態、①の人はお化粧等で顔の保湿が出来ている方です。②の人は電気の逃げ場がないので地面に手を付ける、壁や水道管に触れる、マイナスイオンドライヤーなどして放電しないと電気火花が出ます。また、このようにいつも静電気帯電の状態を続けていると単にビリっとくるだけでなく、疲れやすい、肩が凝る、体調が思わしくない、また、胃腸がおかしくなるなどの不調の一因にも繋がります。

 

髪の静電気対策としては、肌と同じですが保湿を与えれば解消します。ドラッグストアで肌水を買って肌と髪にシュッとすればよいです。お店にミストがあればそれもOKです。さらに簡単な裏技ですが、スーパーで飲料用のアルカリイオン水と100円均一のお店でスプレイヤーを買って、そのお水を髪が広がりかけたら肌水のようにシュシュッとかけます。あまり静電気がひどい体質なら、薬局でグリセリンを買ってきて、さらに5%程度先程のアルカリイオン水に溶かして使いましょう。