リトル・サイエンティスト ヘアサロン専用サイト

アーカイブ

教えて!教えて!肌と髪の疑問(19)

Q.先日、ハイブリーチを繰り返して金髪というか白髪にしてきた子にワクワクトリートメントを使わせてもらったのですが、金髪部分は指通りは良かったのですが、白髪ゴム状になってしまっている部分が薬を吸い過ぎてしまっているのか、しっとりというか指にくっつく程に重くなってしまいました。重くなりすぎないように最後にシャンプーもしたのですが、何がそうさせるのかが全く分からないんです。究極のゴム状の施術をできれば教えてください。

 

A.おそらくその子は相当髪が傷んでいたので、自分で髪の特に毛先に繰り返しヘアオイルを染み込ませていたのかもしれません。ヘアオイルは髪の表面に薄く広げる状態が自然な姿ですが、乾燥した髪に染み込ませると髪の芯までオイルが染み込んでしまいます。

通常の傷んだ髪はワクワクトリートメントがなかなか乗らずに落ちやすくなるため時間や温度をかけて髪の中で大きなコンプレックスを作らせて補修させるのですが、白髪ゴム状になってしまっている部分が薬を吸い過ぎてしまう現象は、その部分が新生毛以上に脂分が多かった可能性があります。しっとりというか指にくっつく程に重くなってしまった原因は、そのオイルにすべらないオイルがたくさんくっついてしまったことによります。おそらく中間のお流しの際に毛先が相当にネチャネチャと重くきしんだ感覚がありませんでしたか?これはすべらないオイルが髪に吸着しすぎている兆候です。そのようになってしまった場合は、その中間のお流しの際にシャンプーで毛先だけ落とすようにしてくださいね。また、毛先がオイルで撥水気味のときには、先にトイトイトーイのトリートメントを付けたあとで、毛先に特トリを使う方が良いかもしれません。実際の施術がわかりませんので、あくまで想像で書いていますが、そんな感じかなーと思います。もし、オイルなどを使っていないお客さんでそうなったとしたら、毛先に付けた特トリの量が多かった可能性や3種の塗布が少なくて特トリをつけた場合など考えられます。いずれにしてもすべらないオイルのつけ方はつけすぎないことへの注意は大切ですね。

究極のゴム状の施術は「ビビリ毛の修復」のところで芯を感じられない場合を見てくださいね。圧縮蒸気のスチームがあればベストですし、なければ家庭のスチームアイロンから出る蒸気でもいいです(といってもその方が奇妙だけど)。3種としっとりで補修した髪にヘマヘマをつけて架橋の準備、トイトイトーイトリートメントや特トリをつけて加温浸透(架橋も同時進行)、できれば蒸気で縮んだ髪の繊維を伸ばしながらコーミングでまっすぐにします。感覚としてはクシャクシャになったシャツをスチームでシワの部分を伸ばすのと同じです。そして伸びたらドライヤーで半分乾かし、キトキトで疑似キューティクルの下地をつくり、その上にオイルをつけてコーミング、ドライヤーで80%ドライして、あとはアイロンで100度設定の紙でもはさんで少し温度を落としてスルーという具合で検討してくださいね。

 

Q.大変参考になりました。最後の仕上げのトイトイトーイトリートメントを付ける前に、重くなるかなーと思ってシャンプーしたのですが…やっぱり白髪は重かったので、考えられる原因は最初の3種が足りずに特トリを付け過ぎていたのと、その子が自分でオイルを染み込ませていたかですね。あ、でも、その子に店販のブロー前のオイルを売ってしまいました。乾いた髪に付けてないといいんですが。。。定期的にやっていかないと1回では限界がありますよ。と言っておいたので、次に来たときは上記↑↑↑のやり方を参考にさせてもらって再挑戦したいと思います。

 

A.オイルの付け方ですが…ヘアオイルはキューティクルの表面を薄く広がるようにつけるようなイメージが大切です。オイルを薄く広げるためには、オイルは手に取りすぎないこと。手に取ったら手のひらにこすり合わせてオイルを薄く伸ばします。そしてよくタオルドライした髪に軽く表面に触れるようにつけていきます。髪の内部は水があるためにオイルは表面に広がろうとします。そしてドライヤーで乾かしていけば表面のオイルはさらにキューティクル全体に広がります。決して、直接オイルを髪の毛にすり込むようなつけ方はしない方が賢明です。なぜなら、後で皆さんの施術を妨害することになります。朝など乾いた髪につけたいときには理想的にはまずミストで髪に湿気を与えてからオイルがいいでしょう。忙しくてオイルだけで済ませたいときには、やはり手のひらに少しずつ取り、手をこすって手のひらでオイルを薄く広げて髪の表面だけにつけることは最低限守ってもらえればと思います。あとはドライヤーの熱とコーミングでオイルが固まってついている個所を薄く広げることをしましょう。乾いている髪にオイルはムラつきの原因にもなり、カラー施術のムラつきにも繋がります。気を付けたいですね。