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ハイダメージ毛の前処理

グアニジルシステイン(BYAC)とAEDSケラチン(リノベーターローション→パワードベータ )による

ハイダメージ毛の疎水化模式図

 

BYACのグアニジルシステインは低分子であるため、髪に入りやすく、

髪の内部のマイナス電荷を消して±0に近づけることで、髪から水が抜けて、

かつ酸性条件なのでSS-SH交換反応が起こりダメージ吸水毛がしっかりしてきます。

 

一方、リノベータローションのAEDSケラチンは、pHが6.5ぐらいなので、

ハイダメージ毛が水を含んで膨れている状態なので高分子でも内部に浸透し、

マイナス電荷を消して±0に近づけながら、高分子で架橋していくので、髪から水が抜け、

続いてパワードベータ を重ね付けることで、さらに酸性て髪が収斂していくため、

水がさらに抜けて吸水毛がしっかりしてきます。

 

BYACもリノベータローションも、結果としてSS結合が増え、髪が疎水になるため、

パーマがかかりやすくなり、カラーの持ちが良くなり、トリートメントの持ちが良くなります。

しかし、BYACのアミジノシステインは低分子であり、イオン結合で髪のケラチンと結合しているために、

どうしても繰り返しのシャンプーには結合が弱くなります。

 

一方、高分子のAEDSケラチンは、架橋効果も高いために、

リノペーターローション→パワードベータ でハイダメージ毛を前処理したほうが、

従来のBYACで前処理を行うより、ハイダメージケラチンへの保護効果は高いと考えられます。

 

                                          2019.12.27