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3種混合原液に配合…新しいケラチンについて

こんにちは。
研究開発部の坪井です。

3種混合原液に配合させて頂いています新しいケラチン。

カチオンとSHを両方もつというご説明を先週(月曜日)にさせて頂きました。

今日は、この新しいケラチンが、一般的なケラチンコンプレックスや旧の三種混合原液とどのように違うのかを、ご説明したいと思います。

 

一般的なケラチンコンプレックスは、

ダメージを受けてマイナスが増えた髪に、イオン結合で結合します。

マイナスとプラスの電気的に引き合う力ですね。

イメージとしては、磁石のN極とS極を近づけた時のような感じです。

近づけると自然に引き合います。

しかし、1つの磁石(N極)に対して2つの磁石(S極)がある場合はどうでしょうか。

N極はどちらかのS極にだけくっつきます。またS極同士は反発しますよね。

 

では、髪の毛の中に戻してみましょう。

髪の中のマイナスに、ケラチンコンプレックスのプラスが結合します。

しかし、ここで別のマイナスが来た場合、どうなるでしょうか。

ケラチンコンプレックスの奪い合いがおきます。

この別のマイナスとは何か。

代表的なものはシャンプーなどに配合されている洗浄成分が挙げられます。

洗浄剤の多くはマイナスの電荷を持つ界面活性剤です。

この界面活性剤のマイナスによって、髪を補修するために髪の中に入れたケラチンを奪い、

洗い流してしまうのです。

 

そこで、旧の三種混合原液では、

ケラチンコンプレックスに疎水グラフト技術をつかってヤシ油をもたせています。

髪の毛は疎水性が大好き。疎水性のものも髪に残りやすい性質になります。

つまり、旧の三種混合原液では、イオン結合の力と疎水結合の力を利用して、

ケラチンコンプレックスによる補修能力を高めていました。

 

しかし、新しい三種混合原液は、さらに髪の中に強く残るようになります。

それは、SH基の力を利用します。

髪には多くのSHがあり、パーマがかかる理由もSHにありますが、

このSHを使って髪の中にケラチンを残します。

新しい三種混合原液に配合されているアミジノシステイニルケラチンは、

羽毛からケラチンを取り出すときにSHをもつように加工していますので、

このケラチンを含むケラチンコンプレックスは、従来の三種混合ケラチン同様のイオン結合と疎水結合に加え、SS結合によって髪の補修力が向上しています。

ダメージによって疎水の力が十分に発揮できなくなってしまった親水毛にも、

SSの力でケアする新・三種混合原液。

是非、新しくなった三種混合原液を使って、その補修効果を試してみてください。

次回は、新しい三種混合原液による補修効果のデータを示しながらお伝えします。

 

                                        2019.10.21