こんにちは。
研究開発部の柴橋です。
本日は髪の熱ダメージについてお話させて頂きたいと思います。
一般的に、濡れた髪は約100℃、乾いた髪は約120℃で熱ダメージが始まると言われています。
家庭用ドライヤーの噴射口付近は100℃近い温度になるものが多い為、
日常的に髪は熱ダメージのリスクに晒されています。
さらに、約150℃以上の熱でケラチンタンパク質の熱変性が始まると言われています。
近年、若年層を中心にヘアアイロンやコテなどを使用される方が増加しており、熱変性を発生させるリスクが高まっています。
熱ダメージが蓄積してしまった髪は、CMCなどが流出し易く、パサつきを感じるようになります。
接着剤の役割を担うCMCが失われると、ブラッシングなどの摩擦で
キューティクルが簡単にはがれやすくなります。
さらに熱ダメージが深刻になると、髪のケラチンタンパク質は熱変性を起こしやすくなります。
ケラチンタンパク質が熱変性してしまうと、髪は固く脆くなり、扱いにくい髪質になってしまいます。
このような熱ダメージを予防する為に、我々はポリアミンAEEという物質を開発しました。
海底火山付近に住む生物がポリアミンという物質を有することからヒントを得て、
独自開発した弊社独自のオリジナル成分になります。
この原料を我々はリケラミスト、リケラエマルジョンに配合しました。
このことで、アイロン前にリケラミストで処理をすると、180℃のヘアアイロンで500回スルーをしても
キューティクルが保護されている結果を得ることができました。(写真をご参照ください)
ドライヤーやアイロンなどは1日あたりでみたら小さなダメージかもしれませんが、
それが蓄積することにより深刻なダメージを引き起こす可能性があります。
日常的にリケラミスト・エマルジョンでケアして健康な髪をキープしましょう!